ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「杵屋六三郎(2世)」の意味・わかりやすい解説
杵屋六三郎(2世)
きねやろくさぶろう[にせい]
[没]寛政3(1791)
長唄三味線方の家元。1世杵屋六三郎の実子といわれる。俳名を天滴 (てんてき) と称したので,世に天滴六三郎といわれ,従来の上方趣味の長唄を江戸的なものに変化させた。『娘七種 (むすめななくさ) 』を作曲。
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