東目(読み)ひがしめ

日本歴史地名大系 「東目」の解説

東目
ひがしめ

壱岐国にみえる中世地名。現在の石田町(久喜・湯岳を除く)大半芦辺あしべ町の深江ふかえ地区という(壱岐国史)。永禄一〇年(一五六七)の壱岐国田帳(竹下家文書)に「東目」とみえ、二〇町五反二丈の地が日高四郎左衛門(六町四反余持)ら二五人の給人に分給されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の東目の言及

【鹿児島[県]】より

…史跡に富み,風光にすぐれた観光都市でもある鹿児島市に加えて,火山,温泉が多く霧島屋久国立公園に含まれる面積が広いこの地域は,県の政治,経済,文化,観光,交通の中心をなしている。(2)薩摩地域と大隅地域 薩摩・大隅両半島は地形上分かれた二つの地区というだけではなく,対照的な特色をもち,両者をそれぞれ西目,東目ということがある。西目は出水山地など山地も多いが,県内では比較的大きな川内川流域に大口盆地や川内平野が主要米作地帯をなし,また小河川によってシラス台地が樹枝状に細かく浸食されているため,東目のように広大な台地は発達せず,小さい谷も水田化されて,開発は早く進んだ。…

※「東目」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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