東海パルプ(読み)とうかいパルプ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東海パルプ」の意味・わかりやすい解説

東海パルプ
とうかいパルプ

製紙会社。 1907年大倉喜八郎により東海紙料として創立。 43年東海事業と改称,51年現社名に変更。創業時はパルプ生産が中心であったが,第2次世界大戦後,製紙業進出。 78年白光製紙と合併し,特殊紙なども手がける。クラフトライナー (段ボール原紙) などの板紙を中心に,クラフト紙などの洋紙,パルプなどを製造,販売する。非木材紙・紙加工品への展開を模索。売上構成比は,板紙 50%,洋紙 48%,パルプ1%,合板ほか1%。年間売上高 498億 1700万円 (連結) ,資本金 55億 5000万円,従業員数 573名 (1999) 。

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