東浜御殿跡(読み)ひがしはまごてんあと

日本歴史地名大系 「東浜御殿跡」の解説

東浜御殿跡
ひがしはまごてんあと

[現在地名]熱田区内田町

寛永一一年(一六三四)徳川家光が上洛の時、その宿泊用として徳川義直神戸ごうど海浜を埋立てて造営したもので、海中に独立して船着場はなく、一つの橋で陸地とつながっていた。東御殿・お茶屋御殿ともよばれた。現在ではその敷地の大半が新堀しんほり川の川中(内田橋西)になってしまった。

東西六二間・南北五六間で、元禄元年(一六八八)検地によると、東浜御殿の敷地は一町一反二畝一三歩となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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