東宝珠花村(読み)ひがしほうしゆばなむら

日本歴史地名大系 「東宝珠花村」の解説

東宝珠花村
ひがしほうしゆばなむら

[現在地名]関宿町東宝珠花

次木なみき村の南に位置し、西を江戸川が流れる。かつては対岸西宝珠花村(現埼玉県庄和町)一村であったが、寛永一八年(一六四一)の江戸川開削により分離されたという。両村は渡船で往来していた。河岸場(東宝珠花河岸)が設けられ、村内を通る日光東往還沿いには船宿などが立並んでいた。地内日枝神社の社前に永仁二年(一二九四)銘の武蔵型板碑がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android