朱顔（読み）シュガン

デジタル大辞泉

しゅ‐がん【朱顔】

赤い顔。赤ら顔。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

しゅ‐がん【朱顔】

〘名〙

① あかいかお。酒を飲んだときのようなあからがお。

※別天地（1903）〈国木田独歩〉下「黙って新聞紙の読残しを拾て居るのは方面にして朱顔(シュガン)」 〔楚辞‐招魂〕

② 若々しくて色つやのよいかお。紅顔。

※翰林葫蘆集（1518頃）三・次韻少年「城裏相望一席天、朱顔靄々照_レ人鮮」 〔王康琚‐反招隠詩〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【朱顔】しゆがん

酔顔。また、少壮の年。紅顔。唐・李白〔蜀道難〕詩　蜀のは天に上るよりもし　人をして此れを聽いて朱顏を(しぼ)ましむ

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出典　平凡社「普及版 字通」