本材木町(読み)もとざいもくまち

日本歴史地名大系 「本材木町」の解説

本材木町
もとざいもくまち

[現在地名]仙台市立町たちまち

立町の北、通町とおりまち(奥州街道)の二筋西の両側町で、当町を東西に挟んで侍屋敷の本櫓もとやぐら丁・中櫓なかやぐら丁などがある。町の長さは二町(奥陽名数)。町方二四町の八番目に列し(明治二二年城下町検断肝入職制写「仙台市史」所収)、成立期は同七番目の国分こくぶん町、同一〇番目の北目きため町が慶長年間(一五九六―一六一五)移設とされることから、当町もこの頃と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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