上方風(読み)かみがたふう

精選版 日本国語大辞典 「上方風」の意味・読み・例文・類語

かみがた‐ふう【上方風】

〘名〙
上方特有の慣習様式傾向
滑稽本浮世風呂(1809‐13)三「髪が上方風(カミガタフウ)で、化粧まですっぱり上方さ」
② 京・大坂などの都会風。田舎風と対立させて用いた語で、必ずしも関西風とは限らない。
葉隠(1716頃)一「図に当らず、犬死などいふ事は、上方風の打上たる武道なるべし」

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