木醂・木淡(読み)きざわし

精選版 日本国語大辞典 「木醂・木淡」の意味・読み・例文・類語

き‐ざわし ‥ざはし【木醂・木淡】

〘名〙 木についたままで熟し、渋味がとれて甘くなった柿。甘柿木練(こね)り。こざわし。きざがき。きざらし。きざわしがき。《季・秋》 〔庭訓往来(1394‐1428頃)〕
小学読本(1874)〈榊原那珂稲垣〉三「柿は枝に置て、熟せしむるを木醂(キザハシ)といひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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