わし

精選版 日本国語大辞典 「わし」の意味・読み・例文・類語

わし

感動上代歌謡で、調子を調えるために用いるはやしことば。
万葉(8C後)一六・三八七八「あけてあけて な泣かしそね 浮き出づるやと 見む 和之(ワシ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「わし」の意味・読み・例文・類語

わし

[感]歌謡の囃子詞はやしことば。よいしょ。
はし立の熊来酒屋にまぬらるやっこ―」〈・三八七九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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