木谷石塔(読み)きだにせきとう

日本歴史地名大系 「木谷石塔」の解説

木谷石塔
きだにせきとう

[現在地名]川本町川下

江川河畔の木谷集落にある。県指定文化財。木谷は温泉津ゆのつ(現温泉津町)に通じる要所であった。昭和五六年(一九八一)川本町教育委員会による調査により石塔初層の収納孔から桜江さくらえ町の甘南備かんなみ寺二九世の亮書の木版刷経文や安永七年(一七七八)銘の供養経石、木谷集落の庄屋三右衛門文書、さらに地中から経石と木炭の入った甕が見つかった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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