木下常太郎(読み)きのした つねたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木下常太郎」の解説

木下常太郎 きのした-つねたろう

1907-1986 昭和時代の評論家
明治40年11月16日生まれ。昭和初期から「三田文学」「詩と詩論」などにおおくの詩論や海外情報を発表。戦後は「詩学」などに詩人論などをかく。昭和29年村野四郎との共著現代の詩論」を刊行。D.H.ロレンス「処女ジプシー」,エズラ=パウンド「文学精神の源泉」などの翻訳もある。昭和61年12月6日死去。79歳。東京出身。慶大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android