精選版 日本国語大辞典 「朝日・旭」の意味・読み・例文・類語
あさ‐ひ【朝日・旭】
[1] 〘名〙
① 朝の太陽。朝方の日。
※源氏(1001‐14頃)末摘花「あさひさす軒のたるひは解けながらなどかつららのむすぼほるらむ」
② (①から転じて) 運が開けることのたとえ。開運。
③ (旭) イネの栽培品種。第二次大戦前、関西を中心に多く栽培された。
⑤ (旭) ナシの栽培品種。黒斑病抵抗性の交雑育成の早生の品種。
⑥ 明治三七年(一九〇四)、専売制実施の最初に発売された四種の巻きタバコの一つで、四種中最も安いもの。
⑦ 「あさひしんぶん(朝日新聞)」の略。
[2] (旭)
[一] 千葉県北東部、九十九里浜平野北端の地名。農漁村市場として発達。昭和二九年(一九五四)市制。
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