暑寒町(読み)しよかんちよう

日本歴史地名大系 「暑寒町」の解説

暑寒町
しよかんちよう

明治一〇年(一八七七)増毛村の一部、暑寒別しよかんべつ川右岸地区が区画されて成立。畠中はたなか町の南西に位置する。明治一八年から既設の町域を一丁目とし、二―五丁目を新たに区画設定した。同年一部が暑寒裏しよかんうら町となる。同二四年の戸口は七九戸・三六六人、馬一〇(徴発物件一覧表)。商業者はほとんど行商者。明治三年増毛港から五間道路が通じ、暑寒別川対岸の別苅べつかり村との交通を確保するため一丁目に暑寒橋が架橋されたが、同二五年水害で流失、三丁目に移された(増毛町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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