時務(読み)ジム

デジタル大辞泉 「時務」の意味・読み・例文・類語

じ‐む【時務】

その時その時に応じた重要な仕事。その時の急務

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「時務」の意味・読み・例文・類語

じ‐む【時務】

〘名〙
① その時に必要なつとめ。その時代にたいせつな政務事務当世の急務。
令義解(718)戸「凡坊令取正八位以下明廉強直。堪時務充」 〔国語‐楚語〕
② 「じむさく(時務策)」の略。

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普及版 字通 「時務」の読み・字形・画数・意味

【時務】じむ

当世の要務。〔漢書、昭帝紀賛〕(霍)光、時務のを知り、(えう)(役)を輕くし賦をくし、民と休息す。~匈奴和親し、百姓充實す。

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