春盤(読み)しゅんばん

精選版 日本国語大辞典 「春盤」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐ばん【春盤】

〘名〙 三方の上に米、のしあわび、かち栗、昆布などを飾った新年祝物蓬莱飾(ほうらいかざり)。《季・新年》
空華集(1359‐68頃)二・立春戯作奉謝万年大士及諸公之寵「柴門邀客試春盤。蘆菔蕪菁共一飡」
随筆・閑窻瑣談(1841)四「春盤(くひつみ) 歳首(としのはじめ)に供へ用ゆる喰積(くひつみ)は、唐土にて春盤(シュンバン)といふ物なりと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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