明禅(読み)みょうぜん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「明禅」の解説

明禅 みょうぜん

1167-1242 鎌倉時代の僧。
仁安(にんあん)2年生まれ。藤原成頼の子。比叡(ひえい)山の智海,仙雲から顕密をまなぶ。山門碩徳(せきとく)とうたわれたが,遁世(とんせい)の志ふかく後年は法然専修念仏帰依(きえ)した。毘沙門堂(びしゃもんどう)明禅,萩焼法印とよばれた。仁治(にんじ)3年5月2日死去。76歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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