智海(読み)ちかい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「智海」の解説

智海 ちかい

?-1306 鎌倉時代の僧。
元瑜(げんゆ)らに真言密教小野,広沢両流を,鎌倉極楽寺の忍性(にんしょう)らに戒律をまなぶ。執権北条貞時(さだとき)の帰依(きえ)をうけ,永仁(えいにん)4年鎌倉覚園(かくおん)寺をひらく。嘉元(かげん)4年4月27日死去。字(あざな)は心慧。法号は道照。著作に「両部大経教主事(りょうぶだいきょうきょうしゅのこと)」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android