早鮨・早鮓(読み)はやずし

精選版 日本国語大辞典 「早鮨・早鮓」の意味・読み・例文・類語

はや‐ずし【早鮨・早鮓】

〘名〙
① 酢でしめた魚と熱い飯を交互に重ねて一夜押しをさせて発酵させたすし一夜鮨。《季・夏》
※俳諧・俳諧三部抄(1677)上「早すしやなれしむかしのさくらたい〈竹子〉」 〔随筆・嬉遊笑覧(1830)〕
握鮨(にぎりずし)異称
風俗画報‐一六〇号(1898)飲食門「握鮨(にぎりすし)なるものは其漬るに換(かゆ)るもの歟。故に早鮨の称あり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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