百科事典マイペディア 「日本鉱業[株]」の意味・わかりやすい解説 日本鉱業[株]【にほんこうぎょう】 1905年久原房之助が日立鉱山に設立した久原鉱業所に発し,1928年鮎川義介が譲り受け,日産コンツェルンの基礎となった会社。中条の天然ガス,日立,佐賀関,三日市の製錬,水島,船川の製油,袖ヶ浦の潤滑油,倉見の金属加工の各事業所をもった。石油製品,銅,金属加工品,亜鉛,金などが主力製品で,石油と金属の二本建て経営,共同石油グループの中核精製会社であったが,金属部門を分離・子会社化(〈日鉱金属〉),1992年12月共同石油と対等合併し〈日鉱共石〉となり,1993年ジャパンエナジーと改称。→関連項目尾小屋鉱山|高玉鉱山 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報