新設分割(読み)シンセツブンカツ

デジタル大辞泉 「新設分割」の意味・読み・例文・類語

しんせつ‐ぶんかつ【新設分割】

会社分割一つ会社が、事業全部または一部を、新たに設立する会社に継承させること。→吸収分割

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「新設分割」の解説

新設分割

会社の営業の全部または一部を構成する権利義務関係を、他の会社に包括的に承継させる会社分割一種。分割する会社が新たに会社を設立し、その会社に営業を承継させる場合を指し、複数の事業部門をもつ会社が各事業部を独立した会社とすること(分社化)により、経営の効率化を図るような場合に利用される手法。その方法として、分離する会社の株式親会社に割り当てる物的分割と、分社される会社の株式を株主に割り当てる人的分割がある。ちなみに、分離される会社の株式を、既存他社が引き継ぐ方式は吸収分割と呼ばれる。

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