新庄神社(読み)しんじようじんじや

日本歴史地名大系 「新庄神社」の解説

新庄神社
しんじようじんじや

[現在地名]佐賀市鍋島町大字森田字西新庄

西新庄にししんじよう西北にある。五社ごしや八幡宮ともいう。祭神は応神天皇・神功皇后・仲哀天皇・比売大神・春日大神。

竜造寺氏尊崇を受け、大友氏の軍勢が佐賀へ侵入した際に焼き払われたこともあるという。鍋島直茂は、元亀元年(一五七〇)大友氏との決戦となった今山いまやま(現佐賀郡大和やまと町)合戦の出陣の際戦勝を祈願、文禄・慶長の役にも祈願して、慶長三年(一五九八)帰陣後、翌年一月一八日に社参、社前で美麗びれい(能役者)による能を興行したといわれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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