美麗(読み)びれい

精選版 日本国語大辞典 「美麗」の意味・読み・例文・類語

び‐れい【美麗】

〘名〙 (形動) 美しいこと。うるわしくあでやかなこと。また、そのさま。
権記‐長保二年(1000)五月一四日「一美服事、紅紫両色只禁美麗矣」
今昔(1120頃か)四「端正にして有様美麗なる事无並し」 〔戦国策‐斉策一〕

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デジタル大辞泉 「美麗」の意味・読み・例文・類語

び‐れい【美麗】

[名・形動]美しくあでやかなこと。また、そのさま。「美麗装丁の本」
[類語]綺麗麗しい美しい秀麗端麗流麗壮麗見目好い見目麗しい端整佳麗艶美艶麗あでやか妖艶豊麗妖美見好い小綺麗美妙典麗ビューティフルピトレスクピクチャレスクラブリービューティープリティー身綺麗美美びびしいきらやか鮮やか華麗華美鮮麗清麗優美美的楚楚そそ清楚せいそ瀟洒しょうしゃあか抜けこざっぱり洒落しゃれ小洒落こじゃれスマートシックドレッシー純美玲瓏れいろう着映えきらびやか洒落しゃれ薄皮のけたよう

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普及版 字通 「美麗」の読み・字形・画数・意味

【美麗】びれい

うるわしい。〔漢書佞幸賢伝〕賢、漏を傳へて(時刻係)殿下に在り。人と爲り美麗自ら喜ぶ。哀見し、其の儀貌(よろこ)ぶ。~是れ(よ)り始めて幸す。

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