文辞（読み）ブンジ

デジタル大辞泉

ぶん‐じ【文辞】

文章。また、文章の言葉。
[類語]文章・文ぶん・書き物・一文いちぶん・散文・文言もんごん・編章・詞章・詞藻・文藻・文体・文面・章句・書面

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

ぶん‐じ【文辞】

〘名〙

① ＝ぶんし（文詞）

※菅家文草（900頃）九・対策文理、可詳令条事「謹案、文辞甚美、義理皆通者、所_レ謂上々也」 〔史記‐孔子世家〕

② 文章をととのえること。修辞。

※西国立志編（1870‐71）〈中村正直訳〉五「その絶妙なる文辞の書数種を著せり」

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【文辞】ぶんじ

文詞。記述。〔史記、伯夷伝〕余が聞くを以てするに、（許）由・（務）光、義至りて高し。其の辭、少しも見せざるは何ぞや。

字通「文」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」