精選版 日本国語大辞典 「文切」の意味・読み・例文・類語
あや‐ぎ・れる【文切】
〘自ラ下一〙 音声がはっきりしている。歯切れよく発音する。
※浮世草子・男色大鑑(1687)六「口も動さずして言葉のあやきれて、聞(きく)に情含(ふくみ)」
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…そのために古筆巻物の切られることも激しくなり,その流行にともない,筆跡の鑑定をおこなう古筆了佐のような専門家もあらわれた。古筆切はそのほとんどが歌切,文切,経切からなり,ことに歌切が多い。歌切は勅撰あるいは私撰の和歌集,歌合(うたあわせ),《和漢朗詠集》の断簡など,文切は物語,縁起,手本,歌論書,漢籍,書状消息など,経切は写経および律,論の仏書などである。…
※「文切」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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