敬応寺(読み)きようおうじ

日本歴史地名大系 「敬応寺」の解説

敬応寺
きようおうじ

[現在地名]枚方市招提元町三丁目

浄土真宗本願寺派、山号八多山、本尊阿弥陀如来。開基は本願寺蓮如の六男蓮淳(本願寺通紀)、天文一二年(一五四三)の開創(「古記録」寺蔵)。寺蔵の阿弥陀如来絵像裏書には天文一三年とある。蓮淳は同一一年顕証けんしよう(現八尾市)へ入寺し(私心記)、顕証寺の住職でもあったので、当寺は顕証寺の支坊・末寺であった。「蓮淳葬送中陰記」(顕証寺蔵)の表紙裏に「招提光応寺殿久宝寺ニテ御葬送也」と記される(光応寺殿は蓮淳のこと)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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