デジタル大辞泉
「擽る」の意味・読み・例文・類語
こそぐ・る【×擽る】
[動ラ五(四)]「くすぐる」に同じ。
「牡丹のつぼみが―・るほどの蝶の羽風にさえほころびるように」〈中勘助・銀の匙〉
くすぐ・る【×擽る】
[動ラ五(四)]
1 皮膚の敏感な部分を軽く刺激し、むずむずして笑いたくなるような感じを起こさせる。「わきの下を―・る」
2 人の心を軽く刺激し、そわそわさせたり、いい気持ちにさせたりする。「母性本能を―・る」「虚栄心を―・る」
3 演芸・文章・会話などで、人をことさらに笑わせようとして、こっけいなことを言ったり、演じたりする。「下がかったねたで観客を―・る」
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