デジタル大辞泉 「抄」の意味・読み・例文・類語 しょう【抄】[漢字項目] [常用漢字] [音]ショウ(セウ)(呉) [訓]すくう すく1 すくい取る。かすめ取る。「抄掠しょうりゃく」2 書き写す。「手抄」3 抜き書きする。抜き書き。「抄出・抄本・抄訳・抄録/詩抄」4 注釈書。「抄物しょうもの」5 紙をすく。「抄紙・抄造」[補説]1~4は「鈔」と通用する。 しょう〔セウ〕【抄/×鈔】 1 長い文章などの一部を書き出すこと。また、そのもの。ぬきがき。「徒然草―」2 古典などの難解な語句を抜き出して注釈すること。また、その書物。「湖月―」「毛詩―」3 尺貫法の容積の単位。1抄は1勺の10分の1。約1.8ミリリットル。→勺1 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例