手稲[区](読み)ていね

百科事典マイペディア 「手稲[区]」の意味・わかりやすい解説

手稲[区]【ていね】

北海道札幌市北西部の区。1989年西区より分区。西部は手稲連山がそびえ,北西部は大浜(日本海)の砂丘が続く小樽市に接す。区域の60%を山地が占める。函館本線手稲駅南側は古くから栄えた地域で商店街を形成,北側には住宅地が広がる。西側は金属・食品・印刷など地場企業が立地する手稲工業団地(32ha)。北端部の手稲山口地区は砂地特性を生かしたカボチャ・メロンの露地栽培が盛ん。1972年札幌冬季オリンピックの会場になったスキー場がある。56.77km2。13万9644人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android