精選版 日本国語大辞典 「手取早」の意味・読み・例文・類語
てっとり‐ばや・い【手取早】
〘形口〙
① やり方がすばやい。敏捷である。
※浄瑠璃・近江源氏先陣館(1769)九「四郎心得てっとり早く、畳をてうどはね退くれば」
② 手みじかで簡単である。手間がかからない。
てっとり‐ばや【手取早】
※葉隠(1716頃)一「禁句などをいひ出(いだ)したる時、手取早に其趣をいへば、禁句少も不レ残(のこらず)、心屈せざる也」
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