扇笠(読み)おうぎがさ

精選版 日本国語大辞典 「扇笠」の意味・読み・例文・類語

おうぎ‐がさ あふぎ‥【扇笠】

〘名〙 笠の一種和紙柿渋をひいた上に桐油を塗り、それを短冊形に折り畳み、ひもを通して道中などの懐中笠としたもの。畳んだ紙が扇折りであるところからいう。
浄瑠璃・狭夜衣鴛鴦剣翅(1739)四「道行古郷の扇笠」

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