精選版 日本国語大辞典 「所務分」の意味・読み・例文・類語
しょむ‐わけ【所務分】
〘名〙
※古蹟文徴‐一・弘安四年(1281)三月三日・平致経以下三名連署和与状「当庄神社仏寺并田畠山野葦原以下領家地頭可二所務分一〈坪付注文在二別紙一〉事」
しょうぶ‐わけ【所務分】
〘名〙 (「しょむわけ(所務分)」の変化した語) 遺産の分配。形見分け。
※かた言(1650)三「所分(しょぶん)を、しゃうぶわけ」
※浮世草子・沖津白波(1702)五「親からの勝負分(シャウブワケ)に田地四五反ゆづりをうけ」
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