慶所村(読み)けいじよむら

日本歴史地名大系 「慶所村」の解説

慶所村
けいじよむら

[現在地名]智頭町慶所

大坪おおつぼ村の南西に位置し、土師はじ川中流域の比較的平坦な場所に集落が発達している。備前街道が通り、南は竹内たけのうち村に続く。拝領高は一七七石余。杉山氏の給地があった(給人所付帳)。享保一三年(一七二八)悪田畑二二石余に対して同年より一〇年間、三石加損を認める旨を申渡されている(在方諸事控)天明六年(一七八六)の智頭郡下札帳(石谷家文書)によると朱高一九四石余、毛付高二〇七石余、本免七ツ、同年の物成高一三六石余、ほかに藪役銀五匁三分五厘が課されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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