志路原村(読み)しじわらむら

日本歴史地名大系 「志路原村」の解説

志路原村
しじわらむら

[現在地名]豊平町志路原

平家へいけ(六六五メートル)椎谷しいだに(九五四・二メートル)燕岩つばくろいわ(八四三・二メートル)に囲まれ、志路原川の上流に沿って集落が形成される。北は田原たわら(現大朝町)、北東は海応寺かいおうじ村、東は上石かみいし村、南は中原なかばら村、西は溝口みぞぐち(現芸北町)に接する。古くは志道原しじわら庄の地。

元和五年(一六一九)の安芸国知行帳に「志ち原村」とみえ、高二八一・三石とあるが、正保三年(一六四六)の地詰により二八六・四七六石に決定した。農業を主とし、野山・草山一〇、腰林九九、用水井手一二などがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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