徳島藩職制取調書抜（読み）とくしまはんしよくせいとりしらべかきぬき

日本歴史地名大系

徳島藩職制取調書抜
とくしまはんしよくせいとりしらべかきぬき

二冊 国立史料館編 昭和五八―五九年刊

解説 国立国文学研究資料館史料館所蔵の蜂須賀家文書から徳島藩の職制に関係する史料八種二一点を刊行したもの。時期的には一〇代重喜・一一代治昭・一二代斉昌の三代にあたる。昭和三七年に刊行された「藩法集」第三巻徳島藩を補うもので、巻頭に解題、巻末に索引が付される。

構成 上巻―御作法御成来り替并御家中とも以前ニ相違候品草案上下・諸御役人被仰付格式之帳・江戸諸御役人被仰付来格式之帳・須本惣御役人格式勤来之覚・安永以来諸役場新ニ被仰付候分調帳・安永以来諸御役場御指止兼帯等被仰付候分調帳・安永以来諸御役名替文字認替之分調帳・安永以来諸御役場新ニ被仰付候分書抜・安永以来諸御役場御指止兼帯等被仰付候分書抜、下巻―御郡代被仰付書抜・御郡代被仰付候以来棟付・御壁書御裏書古今之御引合取調帳・制札之御間え御指出七ヶ条之御条目・吟味目附心得之義目附共より窺出并相尋候往返一巻控・御奏者役控・御家中知行高并御役高帳・洲本御家中知行高并役高帳・徳島分無足以下分限帳・須本京大坂無足以下并御合力共分限帳・お里殿分限帳・江戸無足諸士以下分限帳

出典　平凡社「日本歴史地名大系」