精選版 日本国語大辞典 「御霊・御魂」の意味・読み・例文・類語
み‐たま【御霊・御魂】
〘名〙 (「み」は接頭語)
① 神の霊。人が死んで、その魂(たましい)が神となったものを尊んでいう。みすたま。みたましい。
② 霊威。おかげ。
※万葉(8C後)五・八八二「あが主(ぬし)の美多麻(ミタマ)賜ひて春さらば奈良の都に召上(めさ)げ給はね」
③ 「みたままつり(御霊祭)」の略。
※蜻蛉(974頃)下「あさましう、みたまなど見るにも」
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