デジタル大辞泉
「御軍」の意味・読み・例文・類語
みくさ【▽御▽軍】
「みいくさ」の音変化。
「霰降り鹿島の神を祈りつつ皇―に我は来にしを」〈万・四三七〇〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
み‐いくさ【御軍】
〘名〙 (「み」は
接頭語) 天皇が直接に統率する軍隊・
兵士を敬っていう語。皇軍
(こうぐん)。
※
書紀(720)雄略九年三月(前田本訓)「
官軍(ミイクサ)は亦随ひて却く」
みくさ【御軍】
〘名〙 (「みいくさ」の変化した語)
天子の
軍勢。
※
万葉(8C後)二〇・四三七〇「霰降り鹿島の神を祈りつつ皇
(すめら)美久佐
(ミクサ)にわれは来にしを」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報