デジタル大辞泉
「御上様」の意味・読み・例文・類語
おうえ‐さま〔おうへ‐〕【▽御上様】
「おうえ1」に同じ。おいえさま。おうえ。
「―のおつかひものがなうてなるまい」〈天理狂・釣針〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
おかみ‐さま【御上様】
※虎寛本狂言・
花子(室町末‐近世初)「あの御かみ様は余のおかみ様と違いまして、殊の外わわしゅう御座りまするによって」
② 千葉県安房郡あたりで家にまつる神。一般の
神棚より低いところにまつり、
供物も質素なものを好むという。
おのぼり‐さん【御上様】
〘名〙 (「さん」は接尾語)
見物などのために
都会に出て来た
田舎者をからかいぎみにいう語。おのぼり。
おうえ‐さま おうへ‥【御上様】
※天理本狂言・釣針(室町末‐近世初)「
御内に女が御ざらぬ、おうへ様のおつかいものがなふてなるまひ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報