当麻戸神社(読み)とうまとじんじや

日本歴史地名大系 「当麻戸神社」の解説

当麻戸神社
とうまとじんじや

[現在地名]韮崎市藤井町駒井

藤井町駒井ふじいまちこまいのうち七里岩しちりいわ台地の東方直下、黒沢くろさわ川右岸にある。「たまべ」神社ともよんだ。健御名方命・素戔嗚命・大己貴命・大酒解命・小酒解命の五柱を祀り、旧郷社。慶応四年(一八六八)の書上(社記)によれば勧請年代は不明であるが、欽明天皇の時代に宮号を許されたとする。古くは尾鰭おひれ(尾比礼之宮などとも)と称し、江戸時代には諏訪大明神と号していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android