当色婚(読み)とうしきこん

精選版 日本国語大辞典 「当色婚」の意味・読み・例文・類語

とうしき‐こん タウシキ‥【当色婚】

〘名〙 令制で、同じ身分男女が婚姻すること。令制では賤民結婚について制限があり、奴婢以下は同じ身分の者同士でなければ結婚を許されなかった。
[補注]「令義解」の当色為婚条に「凡陵戸、官戸家人、公私奴婢、皆当色為婚」とある。

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