延売(読み)のべうり

精選版 日本国語大辞典 「延売」の意味・読み・例文・類語

のべ‐うり【延売】

〘名〙
即座に決済しないで、延勘定商品を売ること。江戸時代中期以後、一般に普及したという。
② 江戸時代、その年に納めるはずの年貢規定に基づいて、翌年の秋に、金銭で納めたこと。〔御触書寛保集成二三・正徳三年(1713)四月

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android