庵の平兵衛(読み)あんの へいべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「庵の平兵衛」の解説

庵の平兵衛 あんの-へいべえ

?-1702 江戸時代前期の無頼者。
雁金(かりがね)文七を頭目として,布袋(ほてい)市右衛門,極印(ごくいん)千右衛門,神鳴(かみなり)庄九郎とともに,金品強奪や喧嘩(けんか)で大坂市中に暴威をふるう。他の4人とともに捕らえられ,元禄(げんろく)15年8月26日処刑された。この事件はのち歌舞伎などに脚色され,雁金五人男の名でつたえられた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android