常盤新田村(読み)ときわしんでんむら

日本歴史地名大系 「常盤新田村」の解説

常盤新田村
ときわしんでんむら

[現在地名]小松島市赤石町あかいしちよう

大林おおはやし村の北に位置する。近世那賀なか郡のうちで、明和三年(一七六六)豊浦とようら浜の地内に常盤新田が開かれたと伝える。江戸時代の史料所見が少ないが、郷帳類では大林村あるいは豊浦浜村に含まれていたと考えられる。ただし嘉永五年(一八五二)の捨子之儀付取究覚書(栗本家文書)に常盤・和田津わだつなどの各新田名主共方へと記されるので、この頃までには独立に村政を行うようになったのであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android