帆棚(読み)ホダナ

デジタル大辞泉 「帆棚」の意味・読み・例文・類語

ほ‐だな【帆棚】

和船で、帆柱を立て帆の操作を行う場所

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「帆棚」の意味・読み・例文・類語

ほ‐だな【帆棚】

〘名〙 帆柱を起倒したり、帆をあげおろししたりする場所。近世関船の艫屋形の上部に設け、周囲高欄で囲む。大船では船首寄りにも設け、これを表帆棚という。荷船では艫のやぐら上部を同じ目的に使用するので、設けることがない。〔和漢船用集(1766)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android