帆影(読み)ホカゲ

デジタル大辞泉 「帆影」の意味・読み・例文・類語

ほ‐かげ【帆影】

遠くに見える船の帆。

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精選版 日本国語大辞典 「帆影」の意味・読み・例文・類語

ほ‐かげ【帆影】

〘名〙 遠くに見える帆の姿。また、船体は見えず帆だけが見える場合をいう船方ことば。
太平記(14C後)一六海上俄に陸(くが)地に成て、帆影(ホカゲ)に見ゆる山もなし」

はん‐えい【帆影】

〘名〙 遠くに見える船の帆(ほ)。また、帆船。ほかげ。
霊異記(810‐824)中「恵船軽く浮かびて、帆影は九天に扇ぐ」 〔李端‐送客赴洪州詩〕

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普及版 字通 「帆影」の読み・字形・画数・意味

【帆影】はんえい

帆のすがた。明・高啓〔楊礼曹の秋日贈らるるに次韻す〕詩 江の影は、秋(しうぶ)の外 故の砧聲(ちんせい)は、樹の中

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