川谷薊山(読み)かわたに けいざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川谷薊山」の解説

川谷薊山 かわたに-けいざん

1706-1769 江戸時代中期の暦算家。
宝永3年生まれ。土佐高知藩士。谷垣守神道,儒学,天文暦学を,のち江戸で和算をまなぶ。宝暦10年留守居組に起用される。13年9月1日の日食を予測して名を知られた。門人楠瀬清蔭(くすのせ-きよかげ)らがいる。明和6年10月7日死去。64歳。名は致真(むねざね)。通称は貞六。著作に「改地暦」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android