嶺松院(読み)れいしよういん

日本歴史地名大系 「嶺松院」の解説

嶺松院
れいしよういん

[現在地名]弘前市西茂森町一丁目

西茂森にししげもり町禅林街三十三ヵ寺の一つ。長勝ちようしよう寺を主座とする上寺のなかにある。高徳こうとく院と勝岳しようがく院の間に位置。竜沢山と号し、曹洞宗本尊釈迦如来。もと耕春こうしゆん院末寺。開山は耕春院四世竜外能鑑。開基は不詳。

長勝寺並寺院開山世代調(長勝寺蔵)によれば、蒔苗まかなえ村にあったとあり、開基を天正一〇年(一五八二)とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android