嶺岡牧場(読み)みねおかぼくじょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「嶺岡牧場」の意味・わかりやすい解説

嶺岡牧場
みねおかぼくじょう

千葉県南部,嶺岡山地に慶長年間 (1596~1614) 里見氏が創設したといわれる牧場江戸時代は嶺岡五牧と呼ばれていた。明治以後は官有地となり,御料牧場として利用された。 1912年県営嶺岡種畜場となり,以後種牛の改良に努め,県の酪農発展に貢献した。

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世界大百科事典(旧版)内の嶺岡牧場の言及

【丸山[町]】より

…1978年,丸山川上流に農耕用水用の安房中央ダムが建設された。北部の愛宕山中腹には〈日本酪農発祥の地〉として知られる嶺岡牧場の後身,千葉県嶺岡乳牛試験場があり,種牛の改良,増殖を行っている。国道128号線が町域南部を横切る。…

※「嶺岡牧場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」