デジタル大辞泉
「嵯峨丸太」の意味・読み・例文・類語
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さが‐まるた【嵯峨丸太】
〘名〙
① 京都嵯峨で陸揚げされた
丹波産の丸太。丹波の
奥山で切り出された丸太を筏
(いかだ)に組んで
大堰川(おおいがわ)に流し、その沿岸である嵯峨で陸揚げしたところからいう。
※俳諧・桜川(1674)夏「蚊はしらの
たつやうき世の嵯峨丸太〈為勝〉」
② (尼は
色恋になれていないで堅いところから) 京都嵯峨の尼。また、
売春をする尼のこと。
※雑俳・尚歯会(1722)「
正法にげに
節木(ふし)なき嵯峨丸太」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報