山本作兵衛コレクション(炭坑記録画)(読み)やまもとさくべえこれくしょん

事典 日本の地域遺産 の解説

山本作兵衛コレクション(炭坑記録画)

世界記憶遺産」指定の地域遺産(2011(平成23)年)。
山本作兵衛コレクション(福岡県田川市が所有する絵画585点、日記6点、雑記帳原稿など36点と山本家が所有し福岡県立大学が保管する絵画4点、日記59点、原稿など7点の合計697点)。福岡県嘉穂郡笠松村(現・飯塚市)出身炭鉱労働者・山本作兵衛(1892-1984)による記録画や文書。炭坑内や坑夫描写をはじめ、その風俗・生活等を記録した。明治時代後期~20世紀後期までの日本の発展状況を裏付ける私的記録

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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